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読書する人 Free
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Description
【概要】
ソースコード(人工言語)へのシンタクスハイライトの恩恵は計り知れません。
では自然言語に適用したらどうなるか?
その可能性を模索するもくもく読書会です。
「読書中」に「インタラクティブ」に「動的」にハイライトします。
読書前に自動で静的にびっしりハイライトするのは目がチカチカして逆効果です。
自然言語へのハイライトはおそらく検討されていて、実際に特定業界(知財・特許)では多用されています。
上記業界の文章は難しいです。一般文書でも同様に難しい文章に有効な技術と見てます。
正確性が求められるほど有効です(以下、具体例)。
- 教科書、論文、参考書(資格試験)
- 法令、契約書、製品マニュアル、仕様書、技術書
- 中でも特筆すべきは哲学、数学、法律系
しかし一般的になっていないのは上の動的観点が抜けているからとみています(※)。
またキーワードをハイライトする以外にも視認性を向上する術はあるはずです。
一例として構文解析を利用したハイライトも用意してたりします。
新しい読書法を体験してみませんか?
※ 特許業界ではその特有な使い方(ここでは割愛します)ゆえに、インタラクティブなハイライト抜きでも成功しています。
【自然言語へのハイライト(例)】
単語タップによるアドホックな多色ハイライト
詳しい話はこちら
【&.. (ロジックを扱う自然言語処理)】
会は基本的には自由に読書ですが、発起人は下記の本を勉強します。
Haskellで自然言語の計算意味論を扱う、という教科書です。
一例ですが、知識データベースを文字列で与えておいて、それを元に推論させたりします(述語論理の意味論)。
womenについて分かることを全て挙げてください、に対する回答が下です。
知識データベースに直接書いてないことも推論しているのが分かります。
教科書はHaskell的には比較的初等的な内容と思います。
逆に言うと基本を実例で学べる良い例とも言えます。
現在色々と席巻している機械学習(Python等)とは別のアプローチです。
個人的には論理(ロジック)を扱うには機械学習だけでは限界があり、
型理論に立脚した数学のようなものが必要と見ています。
Haskell(やAgda)は型理論に立脚しているので、論理(ロジック)を扱う自然言語処理とは親和的な予感がします。
冒頭に初等的と書きましたが、関数型プログラミングに慣れてない人からするとそれでもきつい気がします。
私もまだ勉強中なのですが、Haskellは開発でもメインで使用している言語の一つです。
なのでもしこの本を読むのであれば、寄与できることがあるかもしれません。
やってて自分も分かんないところがあったりするので、一緒にやる人いないかなぁって思ってます。
興味のある人向けに教科書も持参します。
(上の話は強制ではないです、情報として書きました。)
【用意するもの】
- ブラウザ(Chrome推奨)の動く機器
読みたい文章のPDF(教科書、参考書、論文、などなど)をご用意ください。
ない場合はこちらで用意したものとなります。
機器はスマホ、タブレット、PCなど何らかのブラウザが動けば問題ないです。
PDFをHTMLに変換したものを読みます。
こちらの末尾にコンバータがあるので、一度実験してもらえるとスムーズです。
【会場】
候補1 名古屋市市民活動推進センター(栄・ナディアパーク6F)
このような活動向けの無料のフリースペースです。
市民向けですが市民でなくとも利用可能です。
開館時間
平日・土曜日:9:00-21:30 | 日曜日・祝休日:9:00-18:00
休館日
毎週月曜日(祝休日含む)、年末年始
候補2 ナゴヤイノベーターズガレージ(栄・ナディアパーク4F)
イノベーター向けのおしゃれな会員制コワーキングスペースです。
参加人数4人以内の場合はこちらにします。
平日(月~金) ・祝日 9:30 - 21:30 (入場21:00まで)
土曜日 10:00 - 17:00 (入場16:30まで)
日曜日・ガレージの定める日は休館
会員一人に付き3人まで同伴可能
【タイムテーブル】
時間 | 内容 |
---|---|
14:00 | オープン |
14:10 - 14:20 | チュートリアル & どんな本を読むか共有 |
14:20 - 16:50 | もくもく読書 |
16:50 - 17:00 | 読んだこと共有とか(自由) |
チュートリアルがあるので14:10までにはお越しください。
会場はそれ以前でも開いていて自由作業できます。
イノベーターズガレージの場合は3Hの絡みもあり14:00以降が◯です。
もくもく読書開始後は途中退出も問題なしです。
【会のモチベーション】
文章の視認性を向上させるソフトウェア技術を開発しています。
知財業界(難しい文章を多読)の知見の応用です。
自然言語処理的なもの(句構造解析とか)を加えています。
この開発は3年くらい続けています。
発端は知財時代(特許検索)に使っていた多色ハイライトを普通のPDFでも使いたいな、ということからスタートしています。
教科書、論文などの普通に読んだらきつい「固い系」の文書で効果的な技術です。
最近満足できるものが完成しました。ただし自分が満足しているのみです。
- 他の人はどうなのか
- 他の人の役にも立てる技術なのか
- 他の人の意見を入れたらもっと良いものになるのではないか
直近で難しい本に行き詰まっている人の特効薬になるかもしれません。
そういうモチベーションでこの会を企画しました。
(あと、10年くらい長野市に住んでて、一昨年名古屋に帰ってきました)
よろしくおねがいします。
(注)
ツールを使って読書をする会であって、ツール自体を作る会ではないです。
予めご了承ください。
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